たれをつけない、だしで食べるおいしい豚しゃぶ

「ポンパレ」というチケット共同購入サイトで、主人が豚しゃぶ店の割引チケットを購入しました。お店は梅田のブリーゼブリーゼにある「佐くら」という店です。はじめて行くお店です。土曜日に主人が仕事で梅田に行く用事があるので、その後、家族で待ち合わせをして一緒にご飯を食べに行くつもりで、チケットを買ったそうです。
私はブリーゼブリーゼにもまだ行ったことがなかったので、それほど期待はしていなかったのですが、珍しい食べ方で、しかも美味しかったので驚きました。
チケットに書いてあるとおりの、ランチのコースをいただきました。店内は静かでお客さんも少なく、落ち着いた感じです。和服姿の店員さんが、鍋を持ってきました。中には透明なコラーゲンのかたまりのようなものが入っていました。「温めると溶けてだしになります。」と説明されました。何のスープかはわかりませんでした。
ピンク色のきれいな豚肉がきました。メニューに書いてある文章によると、滋賀県の某有名洋菓子店のバームクーヘンのかけらをエサにそだった蔵尾ポークという豚、といういわれです。滋賀県の洋菓子店で有名どころといえば、「クラブハリエ」だと思います。なるほど、美味しそうな豚肉です。
店員さんが食べ方を教えてくれました。鍋に豚肉、白髪ねぎ、水菜を入れ、豚肉に火が通ったら、豚肉で白髪ねぎと水菜を巻いてお召し上がりくださいとのことでした。たれはありません。だしと、素材の味だけです。豚肉の旨みと野菜のおいしさが口の中に広がります。だしがしっかりした味で、物足りなさはありません。最後は雑炊でしめくくりました。
「また食べに行きたいね」というお店ですが、普通に食べに行くと、1人4000円ぐらいするコースだそうです。豚しゃぶを極めたい人におすすめです。