転勤先で再発見したくせになるほど美味しかった物

仙台に引っ越してきて気に入ったものの一つが笹かまぼこです。

笹かまぼこは有名な仙台名物ですが、今までに食べたことのある笹かまぼこは、旅行のお土産でいただいた真空パックのもので、それほど美味しいと思ったことはありませんでした。

観光で訪れた女川でたまたま「蒲鉾本舗高政」の工場に寄り、そこで食べた笹かまぼこが美味しく目からうろこ落ちました。

地元の人に聞くと、真空パックのものは、常温保存ができ日持ちがするようにつくられていて、本来の笹かまぼこの美味しさが分からないそうです。

その言葉通り、今まで食べたものと全く違っていて、同じ笹かまぼこと思えないほど美味しかったのです。

高政の笹かまぼこが美味しく、主人の酒のあてにもぴったりだったので、時々笹かまぼこを購入するようになり、高政以外もたくさんのお店のものを買って食べてみました。

鐘崎や石巻白兼、阿部蒲鉾店など有名なお店があり、どこのお店も新鮮な魚を使用していて、歯ごたえがしっかりしているもの、ふんわり柔らかもの、色んな味付けがあるものなどそれぞれに特徴があり美味しいです。

でも私が一番気に入ったのは最初に食べて感動した「高政」。

チーズ入りなども美味しいですが、高政のなかでもシンプルな吉次という名前のものが特にお気に入りです。

吉次は焼き目がついている表面が少し歯ごたえがあり、中はほどよく弾力があって噛めば噛むほど魚の美味しさが味わえくせになります。

転勤族なので贈り物にはその時住んでいる土地ならではの物を選ぶようにしており、仙台では高政の笹かまぼこにしています。

送った相手からは、子供から大人まで家族みんなで美味しく食べることができると大好評です。

実店舗ではばら売りもあり一枚から購入できます。

贈答用には七枚入り約1100円からあるのでちょっとした贈り物にも使えます。

贈答用はホームページ(http://www.takamasa.net/)からもオンラインショッピングもできます。

色んな土地で色んな名物を食べますが、観光客に人気なだけでなく、地元の人にも長く親しまれているものは本当に美味しいものが見つかります。