「最後の晩餐」を選ぶとしたら迷わず頼む『鮭いくらおひつ膳』

鮭いくらおひつ膳

食べ物関係のアンケートやインタビューでよくあるのが「最後の晩餐には何を食べたいですか?」という質問。

喰い意地が張っている私、今までに何度も何度も考えました(笑)

若い頃には

若い頃には、世界の三大珍味とステーキ、シャンパンとボルドーワインとか、いわゆる豪華なご馳走系を答えてました。

でも、いつの頃からか、いつも同じメニューを答えるようになったのです。

それは、『おひつ膳田んぼ』というお店の『鮭いくらおひつ膳』。

一言で言うと、「日本人で良かった♪」というメニューなのです。

『鮭いくらおひつ膳』とは?

有名なお米どころの契約農家から日替わりで送られるお米を羽釜で炊いて、木のおひつで出てきます。

こんがりと香ばしく焼かれた、油の乗った塩鮭を粗くほぐし、たっぷりのいくらの醤油漬けとともに、ご飯に乗せてあります。

お茶漬け用のあられ、わさびともう一品、お味噌もこだわりのもの。

美味です。

銅の打ち出し急須で出されます。

デザートに一口黒糖ゼリー、以上がセット。

まずはご飯とお味噌汁を一口。

続いて、鮭で一口、いくらで一口、鮭いくらで一口。

二膳目まではそのままいただいて、三膳目はお茶漬けでいただきます。

ご飯とお酒が一緒で大丈夫な私、以上をお酒とともに堪能。

最後にはいつも「日本人に生まれて良かった~」と満足のため息をつきます。

季節によっておかずが変わりますが、いつも『鮭いくらおひつ膳』

季節によっておかずが変わり、いつも目移りするのですが、毎回『鮭いくらおひつ膳』を頼んでしまう私。

日常の献立を、全部良いものを使って丁寧に作るとこんなに美味しい、ということを納得するお味なのです。