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東京で三階建てのスキップフロア狭小の和風住宅を提供する則武工務店

1922年に創業した則武工務店は、重要文化財の勝どき橋に関わり、当時の職人魂を親子三代にわたり受け継いだ誇り高き工務店と言えます。

現在の三代目則武孝政は、25歳で入社し、勉強しながら努力を重ねてきた人ですが、その道のりは、まさに苦境に満ちていたといえるでしょう。

何の仕事でもそうですが、対顧客という職業においては特に顧客との信頼関係が最も重要です。それは小手先の営業術や、上っ面の美辞麗句では得られない、貴重な財産でもあります。

しかし、ある日、祖父の代からお付き合いのあるお得意様の改築の話を、三代目のミスで失ってしまうという事態が起きてしまいます。

長いおつき合いのある顧客からの信頼を失墜させることは、小さな工務店にとっては致命的な事です。三代目はおそらく相当悩み苦しまれた事でしょう。

感心すべきは、その失敗をプラスに転じさせるための努力です。これは並大抵ではなかったはずです。

信頼を失うのは数分もかからず出来ますが、取り戻すにはその何百倍、何千倍もの時間と努力を要するのですから。

顧客の声を聞く…簡単な事のようですが、出来ていない企業は山ほどあります。やりたくない事を出来ないと称して顧客の声を摘んでしまう工務店も少なくないのです。

三代目はそうした失敗から、一番重要なことに気付いたことは、不幸中の幸いだったでしょう。失敗した事に対して、放り出さずに真剣に取り組む…それが顧客との信頼関係をより強固にすという事。

それは、現在の則武工務店のポリシーに安心安全な家づくりに確実に活かされ、家づくりの思いとして公開されているのです。